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職業能力評価基準とは

「職業能力評価基準」とは、仕事をこなすために必要な「知識」と「技術・技能」に加えて、「成果につながる職務行動例(職務遂行能力)」を、業種別、職種・職務別に整理した職業能力の評価基準です。

職業能力評価基準の構成

職業能力評価基準では、仕事の内容を「職種」→「職務」→「能力ユニット」→「能力細目」という単位に細分化し、成果につながる行動例を「職務遂行のための基準」、仕事をこなすために前提として求められる知識を「必要な知識」として整理・体系化しています。
 
また、会社において期待される責任・役割の範囲と難易度により4つの能力段階(レベル区分)を設定しています。
厚生労働省は、職業能力評価基準の活用を推進することで、企業や団体の人材育成や人事評価の質の向上を図っています。
職業能力評価基準の構成

キャリアマップについて

職業能力評価基準で設定されているレベル区分1~4をもとに、能力開発の標準的な道筋を示したものです。
レベル4
大規模組織の責任者もしくわ最高度の専門職として、広範かつ統合的な判断及び意思決定を行い、企業利益を先導・創造する業務を遂行するために必要な能力水準


レベル3
中小規模組織の責任者もしくわ高度専門職として、上位方針を踏まえて管理運営、計画作成・業務遂行、問題解決等を行い、企業利益を創出する業務を遂行するために必要な能力水準


レベル2
グループやチームの中心メンバーとして、創意工夫を凝らして自主的な判断、改善、提案を行いながら、業務を遂行するために必要な能力水準


レベル1
担当者として、上司の指示、助言を踏まえて定例的な業務を確実に遂行するために必要な能力水準

活用事例

職業能力評価基準の活用事例

職業能力評価基準の詳細は厚生労働省のHPでご確認いただけます。
キャリアマップ、職業能力評価シートを活用するための「導入・活用マニュアル」のダウンロードが可能です
活用事例

職業能力評価基準対応の活用ツール

SISJIN(エスアイエス・ジン)は、職業能力評価基準に対応したタレントマネジメントシステムです。職業能力評価基準を活用することで、職業能力の向上・開発に必要な知識やスキルを把握し、不足しているスキルの育成や、偏りがちな人材配置を是正することに役立ちます。